新型通勤電車「315系」車掌は千里眼か!?「青いネクタイですよね」中央本線に投入

「さよなら国鉄」一番乗りか?

 新型通勤電車「315系」の運転開始は、2022年3月5日(土)。中央本線の名古屋駅と中津川駅(岐阜県中津川市)のあいだに投入されます(中央本線は、東京と名古屋を山梨県、長野県などを経由して結ぶ路線)。

 中央本線の名古屋~中津川間は、特急車両を除き、2023年度中にすべての車両が新型の315系になります。

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JR東海の新型通勤電車315系(左)と、置き換えられる国鉄時代製造の211系(2021年12月3日、恵 知仁撮影)。

 また315系は、2025年度までに352両が投入され、中央本線のほか東海道本線、関西本線などでも走る予定とのこと。今回登場した315系は8両編成ですが、4両編成も導入するそうです。

 また315系の投入により、現在JR東海に8両だけ残っている国鉄時代に製造された車両(211系0番台)が2022年3月中に引退。JR各社で初めて、全車両が1987(昭和62)年4月のJR発足後に製造された車両になる見込みです。

【了】

JR東海 渾身の新型電車「315系」その車内・運転室とか色々【写真】で見てみる!

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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1件のコメント

  1. 少なくとも北海道・東日本・西日本・九州はSL等イベント用があるから国鉄車全廃はまずあり得ない。