胴体はボーイング727、足回りはベンツ… 「リアル・エアバス」なる乗りものが実在した件

何食わぬ顔で路上走っとるけど…キメラかよ!

胴体は2004年まで実際に飛んでいた?

 旅客機の翼やエンジンなどを切り取って、その胴体をバスの車体に――世界には「キメラ」のような、びっくり乗りものが存在します。

Large 01

拡大画像

ボーイングを改造したバス(画像:VACA Limousines公式Facebookアカウントより)。

 このバスの胴体に使用されているのは、2004(平成16)年まで飛行機として使用されていたボーイング727型機。一方、シャシーやステアリングなどの脚回り、燃料タンクなどはメルセデス・ベンツ製だそうです。改修はメキシコのリムジンサービス業者「VACAリムジン」によって行われました。

 その“車内”は40人が乗ることができ、内装は画面テレビやバーなど備え、まるで「クラブ」のような豪華絢爛なものだそう。複数のメディアによると、最高速度は時速200km(124マイル)とされています。

 TwitterなどのSNSでは、このバスが町中を走る様子が投稿されており、これを見た視聴者からは、航空機メーカーの欧州エアバス(「空飛ぶバス」の意味から派生した社名)になぞらえて「リアル・エアバス!」などの反応が見られます。

【了】

【実は切られた部分がミソ】完全体の「ボーイング727」

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。