胴体はボーイング727、足回りはベンツ… 「リアル・エアバス」なる乗りものが実在した件
何食わぬ顔で路上走っとるけど…キメラかよ!
胴体は2004年まで実際に飛んでいた?
旅客機の翼やエンジンなどを切り取って、その胴体をバスの車体に――世界には「キメラ」のような、びっくり乗りものが存在します。
このバスの胴体に使用されているのは、2004(平成16)年まで飛行機として使用されていたボーイング727型機。一方、シャシーやステアリングなどの脚回り、燃料タンクなどはメルセデス・ベンツ製だそうです。改修はメキシコのリムジンサービス業者「VACAリムジン」によって行われました。
その“車内”は40人が乗ることができ、内装は画面テレビやバーなど備え、まるで「クラブ」のような豪華絢爛なものだそう。複数のメディアによると、最高速度は時速200km(124マイル)とされています。
TwitterなどのSNSでは、このバスが町中を走る様子が投稿されており、これを見た視聴者からは、航空機メーカーの欧州エアバス(「空飛ぶバス」の意味から派生した社名)になぞらえて「リアル・エアバス!」などの反応が見られます。
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