旅客機のジグザグ走行見たことありますか? エアバス、知られざる「テスト飛行」の裏側
普段シートが並ぶ客室も、テスト機では違います。
通常5人から6人のクルーが搭乗
ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスの公式Twitterが、航空機メーカーで実施される「テスト飛行」の裏側を動画で公開しています。
動画はエアバスのテスト機を舞台に、機内やその裏側が、どのようになっているのかを紹介したものです。
エアバスのテスト飛行では、通常5人から6人のクルーが搭乗するとのこと。コックピットには、テストパイロットが2人、テストフライトエンジニアが1人が着座します。
機体の外観は通常の旅客機とほぼ変わりませんが、その機内は通常とは大きく異なります。通常の客室エリアには、多くのコンピューターが置かれており、そこにはフライトコントロールやエンジンのスペシャリストである「FTE(フライト・テスト・エンジニア)」が、2人か3人着座し、さまざまなテストが実施されるといいます。
動画は8分弱。なかには、A350-1000が胴体尾部を擦りながら滑走路を高速走行するシーンや、A320が滑走路を蛇行しながら高速走行するシーンなどがテストされており、その様子を動画で見ることができます。
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