懐かしの「100系新幹線」沿線にお披露目 社内保存車を移設 学研都市線・徳庵駅
「毎日見られる100系新幹線」誕生です。
近畿車輛の保存車両
鉄道車両メーカーの近畿車輛は2022年2月14日(月)、かつて東海道・山陽新幹線で活躍した100系電車の先頭車両を、線路沿いに移設したと発表しました。
場所は大阪府東大阪市のJR学研都市線・徳庵駅の東側。展示にあたり再塗装などを行い、「外観だけでも一般の方々にご覧いただけるよう」学研都市線の車窓から見える場所に移設したそうです。
100系新幹線は東海道新幹線の2代目の車両として、開業から21年目の1985(昭和60)年にデビュー。それまでの0系新幹線と異なり、とんがった先端形状はさらに速さを感じさせるデザインでした。さらに2階建て車両や食堂車、個室車など、新機軸を備えていました。
近畿車輛にとっては、先頭形状や2階建て車両の食堂車のデザインを手掛けるなど、思い入れのある車両とのこと。引退後JR西日本から移譲され、本社内に保存されていましたが、再び日の目を見ることとなりました。
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