地下鉄七隈線・博多延伸「リニア走行用のプレート」設置完了 開業までまもなく1年

これがあると「ああ、リニア地下鉄だな」と実感が湧きますね。

開業予定は2023年3月

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地下鉄七隈線に導入される新型車両3000A系電車(画像:福岡市交通局)。

 福岡市交通局は2022年2月18日(金)に公開の「工事だより vol.22」にて、地下鉄七隈線延伸事業(天神南~博多)の工事進捗を発表。そこで、「リアクションプレート」と呼ばれる設備の設置が完了したことを明らかにしました。

 七隈線は現在の終点である天神南駅から博多駅へ、1.6km延伸する工事が進められています。開業時期は2023年3月の予定で、途中には櫛田神社前駅が設置されます。

 さて、七隈線は「リニアモーター式地下鉄」を採用していますが、走行に必要な設備のひとつが、今回設置完了したリアクションプレートです。これは線路の間に敷かれる板で、主な材質はアルミニウムです。

 車両に取り付けられた推進装置が磁力を発生させると、その付近のリアクションプレートに「渦電流」が発生し、磁力との相互作用で力が生じます。車両はその力を受け、車輪に導かれて線路上を動いていきます。同じ原理で動いている日常での例は、電力メーターの円盤などがあります。全国に7路線あるリニア地下鉄はこの原理で、推進装置の磁場を緻密に制御することで、車両の加減速を行っているのです。

 七隈線ではそのほか、中間駅の櫛田神社前駅でエスカレーターや設備配管などの設置工事が進んでいます。また、七隈線の架線は電線をぶら下げるのではなく「金属棒を吊るす」構造ですが、「電車線」と呼ばれるその金属棒を天神南駅から博多駅までひと繋ぎに溶接していく工事も、現在進行中です。

【了】

【リアクションプレートも完成!「博多延伸」工事風景を見る】

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