「福岡地下鉄空港線~JR福北ゆたか線」新線建設へルートと採算検討 空港~長者原の約3km
飯塚・直方から福岡空港への直結も実現?
具体的に動き出した新線計画
福岡県は2021年9月1日(水)、福岡市営地下鉄空港線とJR長者原駅(福岡県粕屋町)を結ぶ鉄道新線の検討を行うため、「福岡市地下鉄福岡空港線とJR 福北ゆたか線の接続に関する基礎調査業務」について、事業者を決定したと発表しました。業務期間は2022年3月中旬までの予定としています。
この新線は、福岡空港駅から東側に延長約3kmの新線を建設し、JR長者原駅へ達するものです。長者原駅は福北ゆたか線(篠栗線)と香椎線の駅ですが、県は「福北ゆたか線への接続」と表現しており、直通運転を視野に入れていることも考えられます。
この業務ではルート案を6案設定したうえで概算費用など含め検討し、どのように既存駅や線路と接続するかの検討も行います。また既存交通機関からの転換予測を含めた需要予測や費用便益の算出を行い採算性の検討を行うほか、福岡市営地下鉄として建設・運行されるのかなどを含めた、事業主体や運営主体などの事業スキームの検討も行われます。
博多駅や博多空港の西側はかつて国鉄勝田線が走っていましたが、1985(昭和60)年に廃止。以後、路線バスが主体となる鉄道空白地帯となっており、昔から鉄道建設の要望が行われていました。
また、飯塚市や直方市など福岡県中部から福岡空港へ鉄道で行くには、福北ゆたか線で一旦博多駅へ行き、地下鉄に乗り換える必要がありますが、長者原駅から直接空港へアクセスする新線が開業すると、利便性は大幅に向上することが期待されます。
なお、地下鉄空港線は姪浜駅からJR筑肥線へ相互乗り入れしていますが、この新線が地下鉄として開業・乗り入れ開始すると、地下鉄路線が両端でJR駅と直通運転することになり、東京メトロ東西線以来となります(三鷹駅と西船橋駅で中央・総武緩行線に乗り入れ)。
【了】
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おはようございます。ご苦労様です。
記事を見て疑問を感じたので、コメントさせていただきます。
JR福北ゆたか線は、交流電化で、交流電化専用電車、福岡市営地下鉄、JR筑肥線は、直流電化で、直流専用電車のはずですが、その辺事を理解されて記事をされてるのか、疑問に思いコメントさせていただきました。
長者原まで繋ぐのは良いけど直通運転はありえないでしょ。
他の方のコメントの通り、福北ゆたか線は交流電化・・・交直両用の車両を導入しない限り直通は不可能。。。と思いきや、その悩みは関係なし(?おそらく)の「DENCHA」という切り札がある。4ドア版の「DENCHA」を投入させて直通ということになるのかも。ただ、地下鉄に合わせて6両編成と考えられるが、正直福北ゆたか線は6両までの輸送需要もない。また長者原~吉塚間はその分運行本数が減少することになる。その辺はどうなることやら。とりあえず沿線の博多区・志免町は人口急増地域。需要は大いにあるとは思う。それに空港だけでなく天神にも直通で行けることになるわけで、西鉄バスとの競合もどうなるのか。
まだまだ先の話ではあるだろうが、かなりちょっと気になる話題。
これは無理だと思います、電源が福岡市営地下鉄は直流、福北ゆたか線は交流です。交直両用電車を導入しなければならないし、メリットがありますか?新路線の建設費だってかかるのに。
勝田線を廃止せずにそのまま活用すれば芽もあったと思います。
DENCHAを導入してもDENCHAもパンタで取り入れる電流は交流です。この車両の航続距離の限界は30kmです。
どこで電池を充電するのでしょうか?運用も考えなければなりません。運転形式はどうするのですか?30km範囲内で考えなければなりません。
ゆたか線は交流で地下鉄は直流なので直通は非現実的かと
長者原まて行けるのは便利ですが直通は難しいでしょう
関門区間の交直流電車投入ですら渋っているJRはわざわざ交直流電車は作らないでしょうし地下鉄もつくらないのではないかなと
あくまで妄想レベルだけど。
>DENCHAの航続距離の限界は30km
>関門区間の交直流電車投入ですら渋っている
これらを踏まえて、
*関門区間はDENCHA4両に置き換え(増備は必要だが)
*415系は車体を地下鉄直通仕様に更新
すると、わざわざ交直流電車を新造せずとも、この新線用の車両は用意可能。
あとは福岡市の本気度にかかる。