隅田川と荒川の中州「小台」に190mの道路が新規開通 事業期間29年 将来は快走路?

「荒川土手」行きのバスが経路変更…しませんね。

隅田川と荒川に囲まれた細長~い地区に新道路開通

 東京都建設局が事業を進めていた都市計画道路「補助118号線」のうち、足立区小台の約190m区間が2022年4月21日(木)正午に開通します。

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中央が補助118号線の開通区間。荒川の堤防下に位置する(画像:Google earth)。

 足立区小台は隅田川と荒川に挟まれた中州のような東西に細長い地域で、補助118号線は、荒川南岸の堤防に沿って計画されている道路です。今回の開通により、日暮里・舎人ライナーの足立小台駅周辺と、小台の市街地が堤防下の道路で結ばれます。

 計画上の補助118号線は、小台から荒川堤防下を堀切橋まで結ぶ路線で、足立小台駅の下などはトンネルになっているものの、現状では未開通区間も多数。並行して堤防上にも道路(新荒川堤防線)がありますが、北千住付近から東は狭く一方通行になるなどします。仮に補助118号線が全線できると、片側が堤防のため、信号も少ない快走路になる可能性がありますが、現状で実現は見通せません。

【了】

【地図】開通区間の位置

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