「国内現役最古級の電車」GWに通常運用へ 阪堺のチン電「モ161」御年94歳!

「いまどこ走ってる?」もスマホで確認できます!

阪堺のモ161を通常運行

 大阪市と堺市で路面電車を運行する阪堺電気軌道が2022年4月29日(金)から5月5日(木)まで、「モ161」を全線で通常運行します。ふだんは主に貸切専用として運用している電車です。

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モ161。写真は2021年以前の修繕時(画像:阪堺電気軌道)。

 モ161は161形のトップナンバー車で、1928(昭和3)年川崎車輛製。クラウドファンディングで資金を募って実施された大規模修繕が2021年9月に完了し、冬の期間も通常運行されました。これが好評であったことから、夏期運用による離脱前となる(モ161は非冷房)GW期間中に、ふたたび期間限定で運用されます。

 このモ161の走行位置は、南海アプリの電車位置情報から確認可能。ワンステップ車両を表す赤いアイコンが割り当てられるとのことです。

 ちなみに、161形として、このモ161を含む4両が現役です。また長崎電気軌道には、年間でも数日のみ運行となっているものの、1911(明治44)年製111歳の木造電車160形(168)が在籍しています。

※一部修正しました(4月26日10時45分)。

【了】

【阪堺「94歳の電車」ほかにも 写真で見る】

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