「国鉄の香り石鹸」一新 “国鉄車両の車内のにおい”更にさわやか おしゃれな箱に国鉄愛
国鉄を知らない人にも人気だとか。
世界初「鉄道テーマの石鹸」調香から一新
世界初という「鉄道をテーマにした石鹸」、「国鉄の香り石鹸」がリニューアル。2022年4月27日(水)より各種ネットショップで発売されました。
この石鹸は合同会社ビイエルテイ代表の高橋 竜さんが立ち上げたブランド「COQTEZ」の商品として、「国鉄の香りルームフレグランス」に次ぎ2019年に発売。昔の国鉄車両に乗ったときに感じられる、「少し鼻をつく、何ともいえない独特のにおい」(高橋さん)を再現したものです。
その実態は、車内の消毒剤のにおいだそうですが、正確な成分がわからないなかで、天然素材により再現したのが「国鉄の香り」です。今回は新たに調香し、「あの国鉄車両の懐かしい消毒剤の匂いのイメージはそのままに、さわやかな印象の香り」になったといいます。
新発売の商品は、ギフトボックスに入った6個入りと2個入り。6個入りのギフトボックスは国鉄103系電車の運転台の色を基調とし、中の商品はそれぞれ、103系電車の色を使った6つの箱に収まっています。
ギフトボックスに刻まれた6つの◎マークは、103系電車の屋根上のベンチレーターに着想を得たもの。「Let us cherish what we received from the Above.」のメッセージは、「お天道様から頂いたものは大切にしなければいけませんね」という意味で、103系電車開発時に島 秀雄技師長が当時の担当設計者に語った言葉だそうです。
2個入りの小さなギフトボックスは、それぞれ寝台特急と急行をイメージした流れ星デザインの化粧箱に石鹸が収められています。
値段は6個入りが7800円、2個入りが2700円、単品は1個1300円での販売(いずれも税別、送料別途)。アマゾン、メルカリのほか、JR東日本のJREモールでも取り扱っています。なお、国鉄をテーマにした新たな香りや、その香りを生かした製品も開発しているそうです。
なお、売上の一部は福岡県で保存されている国鉄20系寝台先頭客車、ナハネフ22 1007の修復基金として拠出されます。
【了】
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