宇和島運輸フェリー新造船「れいめい丸」就航 和モダン豪華内装で和室も! 別府~八幡浜

夜中の別府着便で「船内休憩」どうぞ!

別府航路は2隻とも新造船に

 宇和島運輸は2022年6月19日(日)、新造フェリー「れいめい丸」の一般見学会を開催しました。23日(木)より、愛媛県の八幡浜港と大分県の別府港を結ぶ航路へ就航します。

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宇和島運輸の新造船「れいめい丸」(伊藤洋平撮影)。

 れいめい丸は2001(平成13)年就航の「えひめ」を代替します。船の大きさの目安となる総トン数は2494トンから2718トンに、全長は115mから121.41mにアップ。車両積載数は乗用車換算150台から160台に増えました。

 一方で旅客定員は610名から586名へ減じていますが、そのぶん、いす席を増設するほか、ドライバーズルームのプライベート空間を確保。キングサイズのベッドを備えた特等室や、ペットと過ごせるウィズペットルームを設けています。和室は1等、2等とも畳です。

 内装デザインは、モダンアレンジした日本の伝統的なカラーをベースに、別府の景観や工芸品の美しさをアクセントに添えたという落ち着いた雰囲気。共用設備としては、エレベーターを設けてバリアフリー化が図られているほか、フリーWi-Fiサービス、車両甲板には電気自動車の充電設備も。客室内のコンセントの数も増強されています。

 れいめい丸の就航により、別府~八幡浜航路は2014(平成26)年就航の「あかつき丸」(2代目)との2隻体制にて6往復の運航となります。れいめい丸就航便のうち、八幡浜発0時20分の便は、3時10分に別府へ到着後、5時30分まで船内休憩が可能です。

【了】

【「れいめい丸」の内部&外観 写真でたっぷり見る】

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