「シースピカ」神戸へ初来港 瀬戸内の最新鋭観光船が大阪湾へ“出張”のワケ

JR西日本と瀬戸内海汽船により広島エリアで展開されている高速クルーザー「シースピカ」が初めて神戸港にやってきました。見た目も特徴的な最新の観光船、なかはどうなっているのでしょうか。

広い2階デッキで、風を感じてリラックス

 高速船であるシースピカは一般のクルーザーより航行速度が速く、スピード感ある風景の変化が楽しめるのも特徴のひとつ。特に2階デッキ「スピカテラス」に上がると、爽快な風を感じられるのでおすすめです。

 スピカテラスは広々としていて、椅子はもちろん中央部には瀬戸内の島々をイメージしたソファも設置されています。特におすすめは後方のデッキ。海に広がる航跡を眺めながら、移り変わる風景とともに、その高速性能を目で実感できます。

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神戸港へ初来港した高速船「シースピカ」(鶴原早恵子撮影)。

 3日間の航行のあと、シースピカは広島へ帰ります。今後再び大阪湾エリアで運航するかどうかは未定。JR西日本の担当者は「神戸での運航をきっかけにシースピカに興味を持たれたら、ぜひ広島にも島旅を楽しみに来ていただければと思います」と話していました。

【了】

【大阪湾エリアに初登場「シースピカ」の様子】

Writer:

大人になってから急に鉄道が好きになったフリーライター。地元・京都中心に、時間ができればあちこち乗り&撮りに行きます。駅で行き交う列車や人を眺めているだけで元気が出てくる。ローカル路線、海が見える路線・駅、駅カフェが好き。

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