海路復活「大分空港ホーバークラフト」姿が明らかに 船体デザインを公募へ

2023年度中の運航開始を予定しています。

英国製の"超高速船"3隻が導入

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大分空港のホーバークラフトに使われるグリフォン・ホバーワーク。デザインは一新される(画像:大分県)。

 大分県は2022年8月2日(火)、大分空港アクセスとして海上輸送を担う計画の「ホーバークラフト」について、船体デザインのコンペを実施すると発表しました。

 かつて大分市街と大分空港は、国内唯一のホーバークラフト「大分ホーバーフェリー」が運航されていました。しかし利用者の低迷などで2009(平成21)年に廃止。しかし空港アクセスの改善のため、県が復活に向けて検討をすすめ、造船や新会社のスタッフ募集を進めています。

 県は塗装前の「真っ白」な船体の写真を公開。英国グリフォン・ホバーワーク社製の80人乗り3隻で、最高速度は45ノット(約83km/h)です。

 ホーバークラフトは2023年度中に運行開始予定。これまで国東半島を回り込む陸路しかなかった大分空港が、別府湾を海路でショートカットすることで、最速約30分で結ぶことができるといいます。

 デザイン委託料は上限150万円。9月16日までに企画提案書とデザインシートを提出することで、コンペに参加できます。県は「県民の皆さまや国内外の方々に親しみや愛着を持ってもらえるようなデザインにしたい。たくさんの応募をお待ちしています」としています。

【了】

【浮いて飛ぶ「ホーバークラフト」と「宇宙港」ターミナル】

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