JALで復活「もうひとつのハワイ線」に乗る 28か月ぶり復便”コナ線”、ホノルル線とは全然違う!
高度を下げると徐々に顕在「コナらしさ」
今回搭乗した成田~コナ線では、出発後すぐ(日本時間23時すぎ)に通常のスタイルの機内食が提供されたのち、消灯前に、旅客に任意のタイミングで食べられるよう、袋に包まれたスタイルの軽食が配布されます。この便のメニューは牛バラと栗のラザニアを軸とした4品などで構成。軽食はコーンマヨネーズのパンが提供されました。
同便はホノルルのある、オアフ島を通過したのち、徐々に高度を下げ、モロカイ・ラナイ・マウイ島などハワイの島々を左手に、徐々に高度を下げます。この「ハワイの島々を見ながら降下する」のも、コナ線の特徴です。
同便は現地時間2日午前11時前(日本時間3日午前6時前)にコナ空港に到着。コナ空港には搭乗橋(ボーディングブリッジ)がなく、機体からはスロープのついた車両で降り、ターミナルビルへは徒歩で向かう方式です。この大迫力の降機方法も、コナ線らしいユニークなもののひとつです。
コナ空港の到着口では、JAL便の復活を祝うべく、デービッド・イゲ州知事を始めとするハワイの政府関係者などが駆けつけました。乗客にはハワイのコーヒー、アワビ、クッキーなど各種名産品が振る舞われています。
「日本人の方がいらっしゃっていただくことでハワイ島の経済も活性化しますし、ハワイ島全島的に、JALへの期待を感じています。ハワイ島は長期で滞在する、スケールの大きな自然のもとゆったりと流れる時間を過ごしたいなど、オアフ島とは違った魅力があると思います。旅慣れた方やいろんなモノを楽しみたい方にはハワイ島は楽しめると思います」。JAL黒田浩ハワイ支店長は、このように話します。
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