全国「危ない交差点ランキング」最新版発表 事故件数ワースト1位・2位とも東京に
交通量も都内有数の交差点です。
東京の交差点で事故大幅増
日本損害保険協会が2022年10月26日(水)、「全国交通事故多発交差点マップ」を更新し、2021年で人身事故の多かった交差点のワースト10を公表しました。
2021年、人身事故件数が最も多かったのは、東京都世田谷区「大原」交差点で29件。環七通りと甲州街道(国道20号)が交わり、都内でも有数の交通量の多い交差点として知られます。前年は13件で全国ワースト10位でしたが、件数が大きく増えました。
ワースト2位も同じく東京で、豊島区「池袋六ツ叉」交差点の21件でした。かつてはロータリー構造だった複雑な多差路交差点で、上空を首都高の高架が通っており、事故多発地点として知られます。
3位は同率で大阪から2つ。泉大津市「阪和豊中」交差点と、大阪市北区「梅新東」交差点が、それぞれ19件です。梅新東は前年も全国ワースト3位で、ランキングの常連交差点となっていますが、阪和豊中はここ5年で掲載がなかった箇所です。
「全国交通事故多発交差点マップ」は、全国の地方新聞社の協力を得て各都道府県のデータをもとに作成。都道府県別に事故件数ワースト5交差点を公表し、交差点の特徴や事故の状況、要因・予防方策などを紹介してます。地図メーカーのカーナビデータにも事故多発交差点の情報として採用されているものです。
【了】
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