「行っていいよ」右折を譲ってくれるバス ただの優しさではない理由

クルマで右折待ちしていると、対向のバスが譲ってくれることがあります。実はこれ、運行を円滑にする工夫の一つでもありました。

バスが右折を譲ってくれる理由

 ある日、クルマを運転していて交差点で右折しようと信号待ちしていると、青になった際、対向車のバスがパッシングして、先に右折するよう促してくれました。

 

 同様の経験は、一度や二度ではありません。しかし、本来ならば直進車が優先のはず。そこで、東京の中央線沿線のバス会社である関東バスに聞いたところ、確かに、譲るケースはあるとの回答でした。

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関東バス。運行エリアには狭隘路も多い(乗りものニュース編集部撮影)。

「右折車を譲るよう指導しているわけではありません。ただ、その方が“直進しやすい”ケースがあります」(関東バス)

 もちろん、場所や状況にもよるようですが、たとえば右折レーンもない狭い交差点の場合、右折車が反対車線にはみ出て待つケースが考えられます。そうなると、車体が大きなバスが通れなくなる可能性があるため、先に行かせてしまった方がスムーズだといいます。

 関東バスはこれを「防衛運転」の一環だと話していました。防衛運転とは、事故を防ぐ、あるいは事故に巻き込まれる確率を減らし、事故発生時の被害を抑えるための意識や運転方法のこと。バスによっては、車体に防衛運転の標語を掲げているケースもあり、プロドライバーの心構えであることが伺えます。

 防衛運転は、そうした安全面だけでなく、「路線バスの運行をスムーズにする工夫」(関東バス)なのだそうです。

【了】

【危険ヤメテ!】バスが譲ってくれない場面 写真で見る

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コメント

4件のコメント

  1. 歩行者渡ってるから右折できないのに譲ってきたaho運転手がいた。

    伏せておくとKOバスだったかな。

    若葉マークとかが焦って右折したらどうすんの。

    • 車体のデカさですり抜け二輪の確認が難しいし、できれば譲らないでほしい。

  2. 自分の後続も右折車の後続も並んでいる状況で、右折車の後続(直進車)の流れに配慮して譲る事もあります。

  3. 譲ってもらったら、焦らずしっかり安全確認してから右折しましょう。

    サンキュー事故を防ぐのは譲られた側の責務です。譲ったバスは、自分の進行方向はもちろん対向車線の奥まで見て、双方の車線の状況から譲った方が流れが良くなる、と判断して譲っています。一番怖いのは、譲られたからと焦って安全確認せずすり抜けるバイク、自転車や歩行者と事故る場面です。

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