日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ」客室明らかに ほとんど高級ホテル!? 和室が新次元

グループ和室とか絶対楽しいって!

大阪~別府航路に投入のLNG「さんふらわあ」

 フェリーさんふらわあは2022年10月27日(木)、大阪~別府航路に投入する日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない/むらさき」の各等級と客室イメージ、新サービスを発表しました。

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さんふらわあ くれない。進水時(中島洋平撮影)。

 客室は最下級の「プライベートベッド」から、最上級の「スイート和洋室コネクト」まで、実に19種類までバリエーションが広がりました。「コネクト」「コネクティング」とつく客室は、洋室1室と和室1室をつなげて利用できる「コネクティングルーム」で、国内長距離フェリーでは初の導入。3世代での家族利用などに配慮しています。

「スイート」系客室のみで構成された最上階の8階には、専用のカフェラウンジを初めて設置しているそうです。

 相部屋となる「プライベートベッド」「プライベートシングル」でも、1名あたりのプライベート空間は十分に確保されています。和室を3名ないし4名グループで利用する「グループ和室」も、1名あたりの料金はプライベートベッドと同じに設定されています。

 内装は、2018年就航船「さんふらわあ さつま/きりしま」や、客船「にっぽん丸」改装時の内装デザインを手がけた渡辺友之さんが担当。和の要素を多く取り入れた内装で、カジュアルクルーズの空間を創造しているということです。

 また、スマートフォンとQRコードによるスマートチェックインを初導入。予約時に発行されるQRコードでそのままチェックインできるだけでなく、客室の鍵としても利用できるといいます。

 1番船となる「さんふらわあ くれない」は2023年1月の就航予定。船体の大きさは約1.9倍となる1万7300総トン、全長は199.9mで既存船から大型化し、「さんふらわあ」史上最大です。これにより内装面積も広げる一方、旅客定員を抑えめにしていることで、定員1人当たりの面積は6.9平方メートルから10.9 平方メートルへと拡大しています。

【了】

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