国道19号「瑞浪恵那道路」が全線着工 長いボトルネックに新バイパス道路
多治見~恵那間の最後の4車線化区間となります。
最後の工区が着工
国土交通省 多治見砂防国道事務所は2022年10月31日(月)、岐阜県瑞浪市と恵那市をむすぶ国道19号線のバイパス道路「瑞浪恵那道路」のうち恵那工区の着工式を行いました。
瑞浪恵那道路は国道19号で進められている約90kmの4車線整備計画のひとつ。現道は土岐川の谷間を縫うルートで代替道路が無く、中津川と名古屋方面をむすぶ唯一の幹線道路でありながら長いボトルネック状態で、生活利用と観光目的、長距離輸送の車が錯綜して渋滞に悩まされていました。
名古屋方面から多治見・土岐・瑞浪まではバイパス整備済み。中津川市内もバイパス整備済み。残るは恵那IC周辺で事業中の4車線化と、この「瑞浪恵那道路」のみとなっていました。
2018年までに全12.5kmが事業化済みで、2017年には瑞浪側の8.2kmが着工していました。今回工事が開始されるのは、JR武並駅付近の国道418号接続部から恵那IC付近までの残り4.3km区間。土岐川南岸側を抜けるバイパス道路となります。
同事務所は「恵那市・瑞浪市をはじめ地域の皆様のご協力を得ながら、早期整備に努めて参ります」としています。
【了】
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