「東海道新幹線にグランクラス」狂騒曲 JR東海に思惑聞いた 本家グランクラスにも変化
JR東海が発表した東海道新幹線の将来的な取り組みに「グリーン車の上級クラス座席」「ビジネス環境を一層高めた座席」との記述がありました。どのような背景と意図があるのか、JR東海の思惑を探ります。
話題先行のJR東海発表
JR東海が2022年10月31日、将来の取り組み方針として「グリーン車の上級クラス座席」「ビジネス環境を一層高めた座席」の検討を明らかにし、ネットを中心に大きな話題を呼んでいます。
SNSなどでは「JR東日本の『グランクラス』がついにJR東海にも」という声が多くみられ、「東海道新幹線にこそ必要」「上級のビジネス層の受け皿としてあってもいい」と、好意的な反応が散見されます。
この「上級クラス座席」「ビジネス座席」は一体どのような座席となるのか? 車両運用は?――話題が過熱する中、JR東海の広報担当者は「あくまでひとつのイメージとして挙げています」と話します。
「今回は、新幹線をより快適にする取り組みのひとつとして『多様なニーズに応じた高付加価値サービスの提供』という方針をまず、打ち出しました」
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