さよなら国鉄キハ28形…最後の生き残り車両を保存“だけじゃない”資金調達へ いすみ鉄道

令和だな~と思うプロジェクトです。

いすみ鉄道のキハ28形引退 車両保存+αしたい!

 いすみ鉄道で運行している国鉄キハ28形気動車が2022年11月27日で定期運用を終了します。全国津々浦々を走ったキハ58系気動車がついに表舞台から姿を消します。

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いすみ鉄道のキハ28形(画像:いすみ鉄道)。

 これにともない、同社が車両保存プロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングで資金を募ります。

 車両は国吉駅への保存を検討中。この費用だけでなく、車両をレーザースキャンならびにフォトグラメトリー撮影し、3Dデータとしてメタバース空間上でキハ28形を蘇らせることも企画しています。そのデータをNFT化することで所有者の明確化、希少性、話題性により付加価値を持たせたいといことです。

 資金の使い道は、3Dデータ化で300万円。車両補完への整備費用は集まった額に応じて検討していくとしています。

 資金募集はクラウドファンディングサービス「うぶごえ」にて、「いすみ鉄道『キハ28-2346号車』保存プロジェクト 車両保存&3Dデータ化」のプロジェクト名にて、11月18日(金)19時から始まります。

【了】

【車両保存以外の目的】キハ28前代未聞の「3Dスキャン」 画像で見る

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