再び月を目指す! 新型ロケット「SLS」フロリダで打ち上げ成功 NASA

2020年代後半には日本人飛行士を月へ送る予定。

「オモテナシ」なる日本製探査機も搭載

 NASA(アメリカ航空宇宙局)は2022年11月16日、フロリダ州のケネディ宇宙センターから新型ロケット「SLS」初号機を打ち上げました。

 SLSとは「スペース・ローンチ・システム」の略で、1960年代に実施された「アポロ計画」以来、約半世紀ぶりに人類を月へ送る国際的なプロジェクト「アルテミス計画」の最初のミッションにあたります。

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フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられる新型ロケット「SLS」初号機(画像:NASA)。

 ロケットの先端には「オリオン」という名の宇宙船を搭載しており、これに人を乗せて月まで行き、地球へと帰還(太平洋に着水)する計画です。ただ、今回は試験飛行のため、宇宙飛行士の代わりにマネキンが乗せられています。

 ほかにもJAXA(宇宙航空研究開発機構)小型探査機2基なども搭載。そのうちの1基「オモテナシ」は日本初の月面着陸に挑戦する計画です。

 なお、初めて宇宙飛行士を乗せるのは、2024年に予定されている2回目の打ち上げで行うそう。また、2025年以降に実施予定の3回目の打ち上げでは、アメリカ人宇宙飛行士を月面へ送る計画となっています。

 ちなみに、2020年代後半には日本人飛行士の月面到達も目指すほか、将来的には月を周回する新たな宇宙ステーション「ゲートウェイ」を建設し、火星への有人着陸も目標にしているとのことです。

【了】

【どんなロケット】打ち上げ待つSLSの全容&構造などがわかる分解図ほか

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