ラウンドアバウトとは違う? 「環道型退出路」とは 上信越道 甘楽スマートPA開通へ

丸い道路、流行りなのかも。

両ランプに環道型退出路を設置

 群馬県甘楽町とNEXCO東日本は2022年12月27日、上信越道で整備している甘楽スマートICが2023年3月25日に開通すると発表しました。

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甘楽スマートICのイメージ(画像:NEXCO東日本)。

 甘楽PAに併設のスマートICで、全方向の出入りが可能。ICの間隔が8.9kmあった吉井IC~富岡IC間のほぼ中間(吉井から4.2km、富岡から4.7km)にできます。

 上下線側とも、一般道に通じるランプの途中にドーナツ形のスペースがあり、この前後にETCゲートが設置されます。これは「環道型退出路」と呼ばれ、入口・出口ランプをつなぐように設けられたUターン路のようなもので、近年、スマートICなどで導入が増えています。ETC非搭載車など誤進入したクルマは、現地の案内に従い、環道を使ってUターンするようになります。

 甘楽スマートICの開通により、付近の工業団地へのアクセス性が向上するほか、観光周遊ルートの強化、緊急搬送の時間短縮などが期待されています。

【了】

【どう使う?】ラウンドアバウトっぽいスペースの通行方法ほか(画像で見る)

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