爆速&異形!斬新な「空飛ぶ船」開発にJALが出資へ 賭けたくなるのも分かる超スペックとは

シーグライダー、どんなスペック?

 シーグライダーの飛行モードは3つあります。船のように航行するモード、水中翼を用いた高速航行モード、そして、翼状の物体が地面や水面近くを移動する際、それらのあいだの空気流の変化に物体が影響を受ける「地面効果」を用いて、海上スレスレを高速で低空飛行するモードという3つで航行します。

 こうした斬新な設計や飛行モードにより、既存の一般的なボートでは実現困難だった高速移動を提供できるほか、電動の採用による環境負荷の軽減効果などが期待されています。

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今回REGENTに出資したJAL(乗りものニュース編集部撮影)。

 JALの担当者は「JALの新たな挑戦のリストにシーグライダーを加えることができ、シーグライダーの可能性を探求するためにREGENTと協力できることを光栄に思います」とコメント。今回Japan Airlines Innovation Fundが投資を実施したことで、リージェントは4500万ドル(約59億円)以上の資金を確保したとのことです。

【了】

【写真】なんじゃこりゃ!リージェントの「空飛ぶ船」をいろんな角度から

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コメント

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1件のコメント

  1. 地上効果を使った飛行機は大昔から提案されてるけど、既存の船との間の安全性で運用上うまくいかないという結論だったんじゃないっけ。