大分~熊本直結「中九州横断道路」大分市内の区間が検討開始へ “未計画エリア”残りわずか

「全区間都市計画決定」へさらに前進です。

大分宮河内ICから分岐

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開通済みの「大野竹田道路」区間(画像:国土交通省)。

 国土交通省 九州地方整備局は2023年2月1日、大分市と熊本市をつなぐ予定の「中九州横断道路」について、概略ルートが決まっていない大分市側の区間(大分~犬飼)の計画検討を進めるため、地域ヒアリングを行うと発表しました。

 中九州横断道路は全長約120km。東九州道の大分宮河内ICから分岐し、九州道の熊本北JCT(仮)に接続する予定です。JR豊肥本線をなぞるようなルートで、全通すればこれまで下道を延々と走っていた2つの県庁所在地は、高速道路で結ばれることとなります。

 現在、阿蘇市や大津町の一部工区をのぞき、ほとんどがすでに事業化済み。大分県内では犬飼~竹田25.3kmが開通しており、その先も「竹田阿蘇道路」として整備中です。いっぽうで大分市街の区間は概略ルートすら未確定の状態となっています。この区間がいよいよ本格検討に入ります。概略ルート決定にあたっては事前に地域住民などへのヒアリングを行うのが慣例で、今回もアンケート調査が行われます。

 比較検討されるルート案は3つ。東側の山裾を行く「山側ルート」と、大分宮河内IC~犬飼をほぼ最短距離でむすぶ「平地ルート」、そして現道を拡幅整備する案です。「山側」は沿道への影響や移転戸数が少なく済み、「平地」は距離が小さくなるメリットがあります。概算整備費用は両者とも約2200~2400億円とされています。

 アンケートとヒアリング調査は3月末で行われます。並行してオープンハウスでの事業説明も実施される予定です。 

【了】

※一部修正しました(2月6日10時20分)。

【「中九州横断道路」ルートと整備状況】

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