飛騨の“混雑区間”大改良へ 国道41号で進む「ハイスペ化計画」 半分はすでに開通済み

国道41号「石浦バイパス」の事業が進んでいます。

石浦バイパス計画とは

 岐阜県高山市で、国道41号「石浦バイパス」の事業が進んでいます。

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国道41号石浦バイパス1工区宮峠トンネル。2025年5月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局高山国道事務所)

 石浦バイパスは、高山市中心部の南側、久々野町久々野から千島町に至る計画延長9.2kmの道路です。急カーブや急勾配を緩和し、冬期の安全性・信頼性向上をはじめ、渋滞緩和、救急搬送時間短縮などの効果を見込んでいます。

 石浦バイパスは工区が二つに分かれています。南側の宮峠トンネルを含む「1工区」4.7kmは2020年12月に開通しており、現在は北側「2工区」4.5km(宮高山バイパス)の計画が進行中です。

 2工区のルートは、高山市一之宮町の、国道がJR高山本線をまたぐ辺りで現道から分岐します。新設のトンネルで北上し、石浦の街の西側を抜けて、千島町の高山工業高校手前で現道に合流します。

 道路は4車線、設計速度80km/hと高規格ですが、これは将来、高規格道路「高山下呂連絡道路」の一部を構成するためでもあります。高山から下呂にかけて走りやすい道路で結ぶ構想です。

 2025年8月7日、国土交通省中部地方整備局が事業評価監視委員会を開催。事業進行中の石浦バイパスも評価対象となりました。

 同局によると、石浦バイパス2工区は、2024年度末時点で用地取得率約72%、事業進捗率約49%。早期着工に向けて調査設計や用地買収を進めているといいます。事業評価監視委員会は、事業継続を妥当と判断しています。

 なお、石浦バイパス1工区(宮峠トンネル)の開通により所要時間は1分ほど短縮していますが、2工区も開通するとさらに約3分短縮する見込みです。

【地図】石浦バイパスの計画ルートを見る

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