海上保安庁の新造巡視艇「ささかぜ」引き渡し 東日本大震災で活躍した船名を継承

先代と同じく宮城県気仙沼で運用されます。

傑作巡視艇すずかぜ型の最新型

 海上保安庁の新たな巡視艇「ささかぜ」(CL204)の引き渡し式が2023年3月22日(水)、東京都江東区にある墨田川造船株式会社で行われました。

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墨田川造船株式会社から引き渡された海上保安庁の最新巡視艇「ささかぜ」(画像:海上保安庁第三管区海上保安本部)。

「ささかぜ」は、約30年にわたって連綿と建造されている、すずかぜ型巡視艇の最新型で、いわゆる20メートル型巡視艇に分類されるタイプです。船体サイズは全長20.0m、幅4.5m、総トン数26トン。固有武装こそないものの、拡声器や暗視装置、停船命令等表示装置などを備えるほか、船尾には小型汎用クレーンを装備しています。

 式典では海上保安庁第三管区海上保安本部の松居伸明船舶技術部長が石井昌平海上保安庁長官の訓示を代読、「乗組員諸君にあっては、我々に課せられた任務の重要性を改めて認識し、本船の持つ優れた能力を発揮できるよう研鑽に努め、地域の要となり、地元関係者の期待はもとより、国民の負託に存分に応えるべく業務に邁進していただきたい」と述べました。

 なお、「ささかぜ」は第二管区海上保安部の気仙沼海上保安署に配属されます。ちなみに、代替は先代「ささかぜ」(CL60)。同船は東日本大震災で現場活動を行った実績を持っており、新船はその名を受け継いだと言えます。

【了】

【写真】巡視艇「ささかぜ」引き渡しの様子、航走する姿も

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