デビュー秒読み 異形の地下鉄「400系」新機軸だらけの秘密とは? 大阪メトロが動画公開

運行開始日は一体いつ発表されるのか…!

2023年4月に中央線で運行開始予定

Large ss

拡大画像

大阪メトロ中央線に導入される400系電車(Osaka Metro 公式チャンネルより)。

 大阪メトロが2023年4月13日(木)、公式YouTubeチャンネル「Osaka Metro 公式チャンネル」にて、まもなく運行開始となる新型車両「400系」を解説する動画を公開しました。

 400系は中央線に投入され、2025年大阪・関西万博のアクセス輸送を担います。2021年にその姿が発表されましたが、宇宙船を意識させるという未来的なデザインで、他のどの地下鉄車両にないどころか、鉄道車両としても異形であることから、大きな話題となりました。

 それから2年が経過し、いよいよデビュー予定の「2023年4月」を迎えました。まだ具体的な運行開始日は発表されていませんが、秒読み段階となっています。

 今回の動画で紹介された「新機軸」は、展望形状が全面ガラス張りであること。LEDのライトはなんと前面部の四隅に配置されています。

 さらに初採用となるのがクロスシート。6両編成のうち1両がすべて、一人掛けのシートが進行方向(あるいは逆向き)で配置されています。

 また、ラインカラーである緑色は、前面では八角形の「ふちどり」に、側面ではドア部に彩色されています。しかしドア部の色は緑だけでなく、優先座席に近いドアはブルーで塗られ、クロスシートがある車両のドアはグレーと、一筋縄ではいかないデザインです。

 ほかにも過去の動画では、背もたれを従来よりも高くして座り心地を向上し、車内Wi-Fiを完備。さらに先頭車両には大阪メトロで初となる「ユーティリティスペース」としてカウンターを設置し、USBコンセントも使えるそうです。

 ちなみに、400系に先駆けて、昨年7月から新車「30000A系」が運行開始。これは谷町線用に作られたものですが、大阪万博までは輸送力強化に向けて中央線に投入される計画です。ラインカラーを採用せず、水玉模様に緑色など3色をあしらった、こちらも独特のカラーリングとなっています。

【了】

【ついに実際の姿が まるで麻雀卓「400系」の姿を見る】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。