常磐道&北関東道の風物詩「ネモフィラ渋滞」ピークはいつ? 例年より早い見頃 ひたち海浜公園の名物

国営ひたち海浜公園の丘を青く染める「ネモフィラ」の花が見頃を迎えています。例年はGW頃に見頃となり、常磐道や北関東道で渋滞が発生していましたが、2023年は見頃が早い模様です。道路への影響はどうでしょうか。

国営ひたち海浜公園の名物「ネモフィラ」

 茨城県にある国営ひたち海浜公園の丘を青く染める「ネモフィラ」の花が見頃を迎えています。例年、見頃はゴールデンウイークと重なる時期ですが、2023年は早く、4月15日(土)からとなりました。

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常磐道。春には「ネモフィラ渋滞」が発生する(画像:写真AC)。

 コロナ禍前、2019年のGW期間中はネモフィラの見頃も重なり、ひたち海浜公園に58万人以上が来園しています。このため、ひたち海浜公園に通じる北関東道や常磐道では、GWの渋滞に輪をかけて混雑する要因ともなっていましたが、今年はどうでしょうか。

 NEXCO東日本関東支社によると、ネモフィラの見頃が早いとはいえ、やはりピークはGW期間中だそう。「最新の開花予想では、5月に入るとネモフィラの見頃は過ぎてしまうようですが、今年のGW期間は5月3日~7日が5連休となっており、お出かけしやすい曜日配列となっていることから、ひたち海浜公園以外の目的地に行かれるお客さまも含め、車での移動は多くなるとみています」とのこと。

 とはいえ、まさに見頃の今週末(4月22日、23日)も渋滞が予想されることから、関東支社は次のように注意喚起しています。

・午前中の8~12時を中心に、常磐道から北関東道へ向かう友部JCTの分岐部で渋滞。東京方面からひたち海浜公園に向かう際は、北関東道へ行かずに友部JCTを通過、水戸の先の東海スマートICもしくは日立南太田ICで出て、国道245号経由で“公園の北側”へ向かうルートがオススメ(水戸ICや那珂ICからのルートは一般道が渋滞)。

・午後の14~19時は、帰りのクルマで北関東道(西行き)から常磐道へ向かう友部JCTの分岐部が渋滞。この時間を避けた帰宅を呼びかけ。

 ちなみにGW期間中、主にひたち海浜公園へ向かうクルマが影響する常磐道、北関東道の渋滞予測は次の通り。

●常磐道(下り線)友部JCTを先頭とした渋滞
・4月29日(土)11時、5月3日(水)10時、5月4日(木)10時、友部JCT~千代田石岡IC間でそれぞれ最大15kmの予測。通過に約30分かかる見込み。

●北関東道(西行き)友部JCTを先頭とした渋滞
・5月4日(木)17時、5月5日(金)16時に、友部JCT~水戸大洗IC間でそれぞれ最大15kmの予測。通過に約45分かかる見込み。

【了】

【コレ見に58万人】ひたち海浜公園の「ネモフィラ」&渋滞回避法(写真で見る)

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