まさかの形で「定期便投入前の新型旅客機」実戦デビュー! 何があった? 長崎・ORC

実際に乗った方、レポお待ちしてます!

機材不具合で「臨時投入」

 長崎を拠点とする地域航空会社、ORC(オリエンタルエアブリッジ)で、2023年7月から運航が開始される予定の新型旅客機「ATR42-600」。この機が思わぬ形で、定期便デビューを迎えています。

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ORCの現在の主力機「DHC8-200」(乗りものニュース編集部撮影)。

 対象便となったのは、5月9日ORC43・44便(長崎~壱岐間)。当初使用予定だったDHC8-200(機番:JA803B)および同型機の予備機(機番:JJA802B)が不具合に。「安全性と定期便維持の観点から」(ORC)、ATR42-600を臨時でこれらの便に投入したとのことです。

 ATR42-600は現在の国内地域航空会社の主力ターボプロップ機のひとつで、ORCのほか、HAC(北海道)やJAC(日本エアコミューター)、天草エアラインなどが導入。ORCではこの機の導入にともなって、五島灘を大きく羽根を広げ悠々と飛ぶ海鳥をイメージした新たな機体デザインを採用するなどしています。

 なお、同社は今回の新型機投入について「ATR42型機(JA10RC)を計画的に運航する定期便の初便は、7月1日のOC77便(長崎発福江行)を予定しておりますので何卒ご理解賜りますようお願い致します」とコメントしています。

【了】

【ぜんぜん違う!】実際に飛んだ「ORCの新型機」

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