県警の秘策、効果大!?「横断歩道で車止まらない」対策に「横断あり」自動警告板 コスパも段違い

信号機のない横断歩道で車が停まらず、歩行者保護が守られない問題で、警察が設置したある装置が効果を発揮しています。横断歩道を“目立たせる”対策から、発想の転換を図ったものといえそうです。

え…かなりコスパがいい

――なぜ導入したのでしょうか?

 JAFさんの調査でも、県内におけるクルマの一時停止率はかつて7%、直近でも34.5%に留まっています。しかし、横断歩道を目立たせる対策では結局、いつもそこにあるものとして、ドライバーは見慣れてしまいます。対して、横断歩道に歩行者が立った時に存在を知らせる装置ならば、ドライバーに緊張感を与えることができます。

――どのような仕組みなのでしょうか?

 昼はカメラ、夜は人感センサー(体温)で横断歩道の手前に立った歩行者を検知し、横断中、文字を表示します。同様の装置は他にもありますが、この電源にソーラーパネルを使っているのは、全国初です。

――コスト的にはどうなのでしょうか?

 たとえば、押しボタン信号を導入する場合は1か所およそ380万円かかりますが、この装置なら1か所につき2枚で、およそ90万円です。この値段は、(横断歩道を目立たせる対策のひとつである)発光式の横断歩道標識よりも安いです。

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電源はソーラーパネルだ(乗りものニュース編集部撮影)。

※ ※ ※

 ちなみに、先述の一時停止率が最高の82.4%まで向上したのは、JR川越線の西大宮駅付近、新興住宅街の目抜き通りにある信号機のない横断歩道です。近くに住む40代男性によると、「確かに交通量も渡る人も多いけど、前後の信号交差点が近いので信号が付けられないのでは」とのこと。一時停止率の高さについては、「もともと一時不停止の取締りがよく行われていたこともあったのでは」ということでした。

【了】

【え…】「渡ると文字が出る」対策で一時停止率が爆上がりした現場(写真で見る)

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