上伊那エリア”丸ごとバイパス”へ一歩「伊駒アルプスロード」いよいよ測量設計へ 国道153号

JR飯田線の田畑~伊那市~大田切にあたる区間です。

2020年に事業化

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渋滞する伊那市内の国道153号(画像:国土交通省)。

 国土交通省 飯田国道事務所は2023年7月13日(木)、長野県伊那市と駒ヶ根市をむすぶ国道153号バイパス「伊駒アルプスロード」について、中心杭打ち式を行うと発表。工事に向け、測量設計を本格化させることとなります。

 JR飯田線に並行し、昔ながらの街道筋の狭い2車線がつづく国道153号。近年、上伊那エリアでバイパス整備が進んでいます。前後の伊那バイパス(伊北IC付近~伊那北)、伊南バイパス(駒ヶ根市街~伊那本郷)は開通済みもしくは事業中で、伊駒アルプスロードはそれらをつなぐ11.6kmの道路となります。

 この道路は三峰川の扇状地上部を南下したあと、伊那市南部の赤木付近で天竜川を西岸へ渡り、大田切川を渡ったところで現道と接続。詳細設計はこれからですが、おおむね地上区間となる見込みです。

 2020年度に事業化をはたし、事前準備が進められてきました。現道は伊那市と駒ヶ根市をむすぶ通勤道路で朝夕は混雑しますが、開通すればエリア内を直結する快適なネットワークが完成することとなります。

【了】

【国道153号「伊駒アルプスロード」ルートと整備状況を見る】

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