迷惑「鉄道で大開脚で座るマン」防げないのか? “定員きっちり座れない問題”対策はあるのか

少し詰めてくれればもうひとり座れるのに――電車における「座席の座り方」について、こうした思いを持っている人が少なくないようです。座り方によって、決められた定員分がきっちり座れなくなるという問題、鉄道会社はどのような対策を立てているのでしょうか。

鉄道会社の対策の一例

 鉄道各社は座席を詰めて座るよう、趣向を凝らしたマナーポスターを用いて啓発をしているほか、ある会社は「長い座席は〇人掛け、短い座席は〇人掛け」と定員を示しつつ、詰めて座ってもらえるよう車掌がアナウンスしていることもあるといいます。

 車両も進化しています。座面も背もたれもフラットな古いタイプのロングシートに対し、着座位置に合わせて背もたれや座面がややくぼんだ「バケットタイプ」と呼ばれるロングシートが近年増えてきました。これは、ひとりひとりの体にフィットすることで快適性をアップさせているだけでなく、着座位置を明示する意味合いもあるといいます。

 東京メトロでは1990年以降に製造した車両にバケットタイプのシートを導入。定員分が座れないという乗客の声を受けて対策を検討し、バケットタイプのシートが最適であるという結論に至ったそうです。西武鉄道では、2000年導入の20000系電車からバケットシートを標準としているといいます。

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着座位置に合わせて座面や背もたれにくぼみがついたバケットタイプのロングシート(乗りものニュース編集部撮影)。

 ちなみに、「座席の座り方」については、ここ10年の同ランキングを見ても「騒々しい会話・はしゃぎまわり」とならび、常にトップ3に入るような「迷惑行為」となっています。一方で近年では、新型コロナウイルス拡大の影響もあってか、「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」といった項目もランキングに入っています。

【了】

【画像】えっ…!これが「イギリスの美術館で展示された」日本の鉄道マナーポスターです

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