驚愕の酷暑!? インド洋派遣の海上自衛官 どう暑さ乗り切るか聞いたら「マネしちゃダメ」な回答が!

海上自衛官も“人の子” 暑すぎる日は回避へ

 ちなみに、やこさんのいた艦では個人の運動した記録を張り出しており、もっとも多く運動した人にはちょっとした賞品が用意されているなど、航海中のお楽しみもあったそうです。

 焼け付く太陽、響く波の音、こんがり焼けた海上自衛官――海のプロに暑さ対策など聞くべきではありませんでした。

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2022年9月、ソマリア沖アデン湾で活動中の護衛艦「はるさめ」の甲板で焼かれた目玉焼き。傍らにある温度計には摂氏約46度の表示、さらに左上には赤外線カメラには摂氏68度の表示が出ている。どれだけ熱くなるか視覚的に理解できるよう試験的に行われた(画像:海上自衛隊)。

 とはいえ、日本の暑さはインド洋と違い湿度も高く、近年は危険な暑さになることが多いため、最近では暑さ指数(WBGT)を参考に、暑すぎる日は運動しないという決まりが海上自衛隊にもできたようです。

 また、外に出る際はこまめな塩分と水分補給が隊員間で心がけられているのだとか。やはりこれに尽きるのですね。やこさんは基地内を走ることが多いのですが、さすがに今年の夏は運動を控える日もしばしばある模様。妻としては、ちょっとホッとしています。

【了】

【マンガを読む】えっ、正気!? 灼熱のインド洋を満喫する艦乗りの生態

Writer: たいらさおり(漫画家/デザイナー)

漫画家・デザイナー。夫のやこさん、娘のみーちゃんと暮らすのんきなオタク。海自にはまってからあれよあれよと人生が変わってしまった。著書「海自オタがうっかり『中の人』と結婚した件。(秀和システム)」「北海道民のオキテ(KADOKAWA中経出版)」各シリーズ発売中。

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