京急線の線路上に「巨大都市」が出現?駅施設がすっぽり覆われる高層ビル建設へ

京急線の線路上空に要塞のような高層ビルができます。

JR東日本と京急電鉄が「品川駅街区」を開発

 JR東日本と京急電鉄は、京急線品川駅の鉄道施設が建物内に入る「品川駅街区地区」の開発計画の概要を明らかにしました。

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京急の車両(画像:写真AC)。

 JR東日本と京急電鉄が2023年8月29日(火)に明らかにした計画概要によると、敷地面積は約3万3500平方メートル、総延べ床面積は約37万4300平方メートルに及ぶ大規模開発となります。

 このうち「北街区」はJR東日本が事業主体となり、28階建て高さ約150mの高層ビルが建設される予定。「南街区」は京急電鉄が事業主体で、28階建て高さ約150mの高層ビルと9階建て高さ約47mの施設が建設されます。ビル内にはオフィスや店舗のほか、宿泊施設や駐車場などが入る見通しです。また、駅と街区を結ぶ歩行者ネットワークも整備されます。
 
 隣接地では、関東地方整備局などが国道15号(第一京浜)の上空を活用する品川駅西口(高輪口)駅前広場の整備を計画。バスや自家用車、タクシーのほか、歩行支援・乗合型の新たなモビリティが乗り入れる交通ターミナル機能も併設される予定です。

【了】

【画像】えっ…!これが京急品川駅の開発イメージです。

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コメント

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1件のコメント

  1. 泉岳寺⇔品川の区間は都営地下鉄にして欲しいんだが…