「飛鳥III」に名称決定! 郵船クルーズ新造船は日本初のLNG燃料クルーズ船に 「飛鳥II」と2隻体制へ
すごいけどLNGインフラ大丈夫!?
日本初LNGクルーズ船「飛鳥III」
日本郵船グループの郵船クルーズは2023年9月14日(木)、豪華客船「飛鳥II」に次ぐ新造船の概要を発表しました。船名は「飛鳥III」、船籍港は飛鳥IIと同じく「横浜」となります。
飛鳥IIは52000総トンで、日本船籍としては最大の客船になるとのこと。2025年に就航を予定しており、その後は飛鳥IIと2隻運航になり、両船合わせて総トン数10万超、乗客定員約1600名と日本の外航クルーズ客船運航会社としては最大規模になるということです。
さらに、飛鳥IIIは日本のクルーズ船としては初めてLNG燃料と陸上電力受電装置を採用し、環境への負荷を低減します。横浜市もカーボンニュートラルポートの形成に向けた取り組みを推進していることもあり、船籍港を横浜に決定したそうです。
船内は“動く洋上の美術館”のようになるとされています。書家の矢萩春恵氏、漆芸家で人間国宝の室瀬和美氏、画家の千住 博氏、また初代「飛鳥」「飛鳥II」の船内壁画を描いた画家の田村能里子氏をはじめとした数多くの作家の美術品・工芸作品を見ることができるとのこと。
飛鳥IIIはこの秋にドイツで建造を開始し、2025年春に進水、ドイツから回航し、2025年夏に日本で就航予定だそうです。
【了】
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