京急の有料着席列車「ウィング」号、快特に併結へ 途中駅ではドアが開かない!? 11月ダイヤ改正

品川発車後は上大岡までドアは開きません。

「快特」の後ろに「イブニング・ウィング14号・16号」を連結

 京浜急行は2023年10月24日(火)、ダイヤ改正を11月25日(土)に実施すると発表。平日に運転されている有料着席列車「イブニング・ウィング14号・16号」の運行形態を変更すると発表しました。

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京急新1000形電車1890番台(20次車)「Le Ciel」(2021年4月、伊藤真悟撮影)。

「イブニング・ウィング14号」は品川駅を20時58分、「16号」は21時19分に発車するダイヤで運転されています。

 ダイヤ改正後は、これまでの8両編成(2ドアの2100形)から「快特」の後ろに4両編成で連結する方式に変更し、金沢文庫行きとして運転する予定。車両はトイレ付の「Le Ciel」(ル・シエル)を使用するとしています。品川駅発車後、後ろ4両のドアは上大岡駅まで開きません。

 また、発車番線を品川駅3番線から1番線に変更し、JR線や都営線からの乗り換え利便性の向上を図るとしています。イブニング・ウィング2号~12号は、従来どおりの運行で変更はないとしています。

 京急線では、土休日の一部快特列車の1両(2号車)を座席指定車両として運行しています。京急電鉄によると、乗車券だけで乗れる編成と、有料座席指定車両の編成を併結して運用するのは今回が初めてとのこと。

 2023年10月現在、「Le Ciel」(ル・シエル)は品川方面の「モーニング・ウィング号」1本のみで使用されています。11月以降は下りの「イブニング・ウィング号」にも初めて進出することになります。

【了】

【画像】これが「快特」と連結する「イブニング・ウィング号」の時刻表です。

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