軽のナンバープレート実は「黄色じゃなくてOK」 ではなぜ黄色? 今でも白地を手に入れる方法

完全な白色軽ナンバープレートがなくなった理由とは

 現在これらのナンバープレートの取得は不可能になっています。しかし、白地のプレート自体はなくなっていません。いわゆる「地方版図柄入りナンバープレート」や、ラグビー・オリパラ以降の「全国版図柄入りナンバープレート」なども、軽自動車用は白地のプレートとなっています。

 全国版図柄入りナンバープレートの場合、交付料金のみで入手できるモノトーン版と、「日本を元気にする取り組み」に対する寄付金(1000円以上)で選択可能なフルカラー版が用意されており、全ての車種で白地のプレートが使われます。ただし差別化として、普通車は枠なし、軽自動車は黄色の枠取りが追加されています。

 この枠取りは、当初、ナンバープレートの分類番号(プレート右上の3桁数字)で軽自動車か普通車かを見分けられると考えられたものの、やはり有料道路料金所では判別しにくい、といった声を踏まえて付けられました。

 さらに、枠だけではプレートフレームを装着すると隠れてしまってわからないということで、最近の図柄入りナンバープレートは左上に黄色の塗り足し部分が追加されています。

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大阪万博図案のナンバープレート、軽ナンバーは黄色い枠が入る(乗りものニュース編集部撮影)。

 現在は、前出した2イベントと同様に世界的なイベントである大阪・関西万博の特別仕様ナンバープレートの交付が2025年12月まで行われていますが、このナンバープレートに関しても黄色の枠取りと塗り足しの部分がついています。

【了】

【え…すごい沢山ある!】これが、ご当地向けの全国版図柄入りナンバープレートです(写真)

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コメント

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1件のコメント

  1. 軽なら軽のチープさを楽しめば良いのに、軽と思われたくないと普通車に偽装するとか…最高にダサい。軽はあのチープさが良いのに…。