【懐かしの自衛隊】古い! けど、いまだ現役の装備いた!「50年前の中央観閲式」振り返ってみた〈後編〉

国民の理解と信頼を深めるために定期的に実施されている自衛隊の中央観閲式。いまから50年ほど前の姿を振り返ります。いまや退役してしまった懐かしの装備に混ざって、今も現役のミサイルを確認できました。

最新装備「75式ドーザ」はまだ試作車

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 埼玉県と東京都の都県境にある朝霞駐屯地の訓練場を舞台に、定期的に実施されている自衛隊の「中央観閲式」。この式典は、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣の観閲を受けることで、隊員の使命の自覚と士気の高揚、そして自衛隊に対する国民の理解と信頼を深めることを目的としています。

 そのため、陸上自衛隊を中心に保有する最新装備がお披露目されることも多く、直近に行われた2024年の「防衛省・自衛隊70周年記念観閲式」では、19式装輪自走155mmりゅう弾砲や16式機動戦闘車、防衛省の車両搭載高出力レーザー実証装置などが行進や装備展示に参加していました。

 では、いまから50年ほど前、1977年に実施された「昭和52年度中央観閲式」はどうだったのか、振り返ってみましょう。

 1977年の中央観閲式は、福田赳夫内閣総理大臣を観閲官に迎え実施されており、初参加の海上自衛隊および航空自衛隊の婦人自衛官(現・女性自衛官)約150人を含め、人員5200人が車両250両とともに参加して執り行われています。

 前回紹介した「前編」は整列から牽引砲の行進まででした。今回は後編として自走砲や戦車の行進までを紹介します。

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先頭を走る75式130mm自走多連装ロケット弾発射機と、追従する75式自走155mmりゅう弾砲。両者ともにデビュー間もない時期の観閲式参加となった貴重なシーンである(Hideki Miyashita撮影)。

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Writer:

2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。

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