川口駅周辺が大変貌? “空き家状態”の「旧そごうビル」活用も 市と三井不動産が強力タッグ

駅前の一等地の活用がやっと決まりました。

駅周辺まちづくり全体を推進するため協定締結

 埼玉県川口市は2023年12月1日(金)、三井不動産および三井不動産レジデンシャルと「川口駅周辺まちづくりに関する連携協定」を締結したと発表しました。

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京浜東北線のE233系(画像:写真AC)。

 この協定は、東口駅前にある旧そごうビルを三井不動産が取得し、商業施設としてリニューアルオープンすることを踏まえ、駅周辺まちづくり全体を推進することを目的に締結したもの。両者の連携事項として、駅周辺における拠点機能の整備・機能強化、回遊性や滞在快適性向上などを盛り込んでいます。
 
 駅周辺では、百貨店のそごうが2021年に閉店。建物の活用が決まっていない状態が続いていました。市は駅周辺で、川口文化センター「リリア」の大規模改修に併せた美術館建設のほか、中距離電車(宇都宮線・高崎線)を停車させるためのホーム増設などを推進しています。
 
 中距離電車を停車させるためのホーム増設をめぐっては、市が2023年度予算に調査費を計上しており、事業費などの妥当性を検証する方針です。

【了】

【画像】スゴイ!大変貌する川口駅周辺の開発イメージ

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