「日本最大のサッカー専用スタジアム」が“新駅直結”に! アクセス改善へ検討加速 現在は最寄り駅から徒歩15分

さいたま市は、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)の岩槻延伸に関して、「埼玉スタジアム駅(仮称)」を臨時駅として新設する方針を明記しました。

「埼玉スタジアム駅」臨時駅として整備を検討

 さいたま市は今月、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)の岩槻延伸に関して、速達性向上事業に関する計画の素案をまとめ、延伸区間に「埼玉スタジアム駅(仮称)」を臨時駅として新設する方針を示しました。

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埼玉スタジアム2002(画像:PIXTA)

「埼玉スタジアム2002」は日本最大のサッカー専用スタジアムで、6万3700人を収容可能。浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)のホームスタジアムとなっています。

 現在は浦和美園駅から歩行者専用道路(1.2km)を経由して徒歩15分ほどかかり、試合開催時には同駅から往路のみ臨時シャトルバスも運行されています。浦和レッズは埼玉高速鉄道線の延伸や埼玉スタジアムに近接する新駅の設置を求め、請願署名活動も行っていました。

「埼玉スタジアム駅(仮称)」は、浦和美園駅と岩槻区浮谷付近に設けられる「中間駅」の間に新設される予定。試合開催時のみ列車が停車するとみられます。市は延伸区間の開業後、駅から埼玉スタジアムまでの所要時間(徒歩)が約15分短縮されるとしており、アクセスが大幅に向上する見込みです。

 また、大宮~埼玉スタジアム間の所要時間は現行の約31分(南浦和駅と東川口駅で乗り換え)が約22分(岩槻駅乗り換え)に短縮するとの試算を明らかにしています。

 延伸区間の概算事業費は1440億円で、費用便益比は1.2。国と地方公共団体(埼玉県・さいたま市)、鉄道・運輸機構が3分の1ずつを負担します。なお、地方公共団体の負担割合は埼玉県とさいたま市で35:65となる見込みです。開業から27年で累積資金収支が黒字になると試算しています。

 今後は2029年度以降の都市計画決定・工事施行認可を経て、2041年4月の開業を目指すとしています。速達性向上計画の認定から開業までの概算工期は14年の想定となっています。

 埼玉県とさいたま市は今年度中にも、営業主体である埼玉高速鉄道と、整備主体となる鉄道・運輸機構に対して延伸事業の実施要請を行う予定です。

【地図】ココが新駅「埼玉スタジアム駅」の想定位置です

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