宇都宮線・高崎線「快速」削減へ 数減らす「ラビット」「アーバン」各駅停車に一部置き換え 3月ダイヤ改正

通勤の在り方も変わっていくのでしょうか。

宇都宮線と高崎線の快速を削減

 JR東日本は2023年12月15日(金)、来年3月16日に実施するダイヤ改正の概要を発表。宇都宮線と高崎線で快速が削減されます。

Large 231215 kaisoku 01
宇都宮線・高崎線が走るE233系電車(画像:写真AC)。

「ご利用状況に合わせ、始発駅時刻を基準に宇都宮線は上り19時台~20時台、下り21時台~22時台、高崎線は上り16時台~20時台、下り20時台~22時台の快速列車をそれぞれ各駅停車に見直します」。ダイヤ改正の発表ではこう記されています。

 JR東日本大宮支社によると、各駅停車になるのは当該時間帯における上野発着の快速「ラビット」(宇都宮線)と「アーバン」(高崎線)とのこと。

 宇都宮線では上野~宇都宮間で運転される快速「ラビット」について、上野発の下りが平日1本、土休日2本、宇都宮発の上りが平日・土休日とも2本が対象となります。

 見直し対象の列車がより多いのが高崎線です。上野~高崎・前橋間の快速「アーバン」は、上野発の下りが平日2本、土休日3本、前橋・高崎発の上りが平日3本、土休日5本が対象となります。

 これら上野発着の快速は、上野東京ラインの開業以前から長年運転されてきましたが、2021年には両線で「通勤快速」が廃止されるなど、削減傾向にあります。

【了】

【北関東にショック!】各駅停車になる「快速」対象列車(画像で見る)

テーマ特集「【特集】大変化!?「2024年3月ダイヤ改正」鉄道各社の情報を一気にチェック!」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 高崎線はラビットではなくアーバンですよ。

     見直し対象の列車がより多いのが高崎線です。上野~高崎・前橋間の快速「ラビット」は、上野発の下りが平日2本、土休日3本、前橋・高崎発の上りが平日3本、土休日5本が対象となります。