ロシア空軍「超兵器」極超音速ミサイル再び使用か? イギリス国防省が発表
6つの「超兵器」のひとつ。
2023年8月以来の発射
イギリス国防省は2023年12月19日、ロシア空軍がウクライナにおいて2023年8月以来となる極超音速ミサイルKh-47M2「キンジャール(NATOコードネームはキルジョイ)」を発射したと発表しました。
公開された情報によると、ロシア空軍は2023年12月14日に、少なくとも1発の「キンジャール」をウクライナ中央部にある飛行場に向けて使用したとのことです。
「キンジャール」について、ロシア政府は音速の5倍以上の速度で飛行する、空中発射型の極超音速ミサイルであると主張しています。
2018年、同ミサイルをウラジーミル・プーチン大統領は高性能化した大陸間弾道ミサイル(ICBM)や極超音速滑空体などと並ぶ「6つの超兵器」のひとつして数えましたが、ウクライナとの戦いでは、2023年5月の段階で複数発の「キンジャール」が、アメリカやドイツから供与されたパトリオットミサイルシステムで迎撃されたとみられています。
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