「本土最西端の地」への高速に開通メド立つ 「西九州道」半島ぐるりまであと少し 将来は福岡直結
トンネル開通でメド立ちました。
西九州道「松浦佐々道路」が開通へ
国土交通省 長崎河川国道事務所は2023年12月22日、西九州道の一部として整備している「松浦佐々道路」の松浦IC~平戸IC間7.5kmが、2025年度に開通する見通しであると発表しました。
西九州道は福岡市から西へ、福岡・佐賀北部・長崎北部の玄界灘側を通り、北松浦半島をぐるりと一周するように佐世保、有田を経由し長崎道の武雄JCTへ至る計画延長約150kmの高規格道路です。現在は細切れに開通しています。
今回は、佐賀県伊万里市の山代久原ICから長崎の松浦ICまでの区間が、さらに平戸ICまで延伸する形です。長さ約1200mの「松浦1号トンネル(仮称)」が貫通することで、残工程を精査した結果、開通見込みが示されることになりました。
なお、長崎県平戸市は本土最西端の地ですが、平戸ICは少し内陸寄りで、佐世保市内にできます。とはいえ、建設中の松浦佐々道路の区間は「本土最西端の高速道路」となります。
西九州道全体としては、福岡県糸島市内、佐賀県伊万里市内と、今回の松浦佐々道路区間が未開通となっていますが、伊万里市内の区間でも事業が進んでいます。北松浦半島をぐるり1周する道路ができるのも、そう遠くはなさそうです。
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