日本最古の噂も!? 愛知のゼブラ信号機が展示へ SNSでは歓喜の声
昭和40年代の信号機が、2023年まで稼働していました。
阿久比町「卯坂」交差点にあった
愛知県警の広報課が2023年12月26日(火)、公式X(旧Twitter)へ古い信号機の写真を投稿。交通管制センターで、その信号機を展示したことを公表しました。
信号機は2月まで、愛知県南部の阿久比町「卯坂」交差点にあったもの。当時すでに「日本最古」といわれており、灯器の周囲には昔懐かしい縞模様の背面板(ゼブラ板)が付いています。背面板は昭和40年代までの信号機には原則設置され、電力事情が不安定だった中、暗く点灯する信号機を目立たせる役割を果たしました。
前出の広報課は「交通管制センターにおいて間近で見ることができます」としていますが、これにはSNSで、「朗報だ!」「見に行きたい」「残してくれて感謝です」といった声が多く聞かれました。
ところで背面板の付いた信号機は、少数ながら現在でも設置されています。例えば交差点が連続し、前後の信号機の間隔が近い場所や、灯器が東を向いており、(ドライバーが)夕刻に強い西日を受ける場所などです。信号機の色の見間違いや、見えづらくなるのを防止するための措置です。
【了】
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