JAL 20年ぶり導入の国際線主力機が「特別塗装」に! 来月就航の「A350-1000」…そのデザインは?
真っ白もかっこいいけど、これもイイ!
胴体後部にデカデカと「A350-1000」
JAL(日本航空)が2024年1月から就航させる長距離国際線向け主力機「A350-1000」。この初号機「JA01WJ」の胴体後部に、機種名をあしらった特別塗装が施されたことが、同社の公式SNSで判明しました。この機は2023年12月に日本に到着しましたが、その際は真っ白な胴体にロゴ、尾翼の「鶴丸」マークのみが描かれた通常の塗装でした。
A350-1000は、JALの現在の国内線主力機「A350-900」の胴体延長タイプになります。JAL仕様機の客室はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで239席を設置。客室は全面的に刷新が図られており、姉妹機であるA350-900などに採用されている国内線最新仕様のデザインを意識した、「日本の伝統美」をモチーフにしたインテリアとしています。
初号機に描かれた特別デザインは赤い文字で大きく「A350-1000」と描かれたもので、2019年に導入されたA350-900の初号機「JA01XJ」の特別デザインと親和性のあるフォントが採用されています。特別塗装は日本到着後、羽田空港で実施されたものと見られます。
なお、同社ではA350-900の導入時、この機を「挑戦と成長を続けるJALの象徴」として位置づけ、導入初号機から3号機までを特別塗装機として運航。初号機は「“挑戦”のレッド」、2号機「JA02XJ」は「“革新”のシルバー」、3号機「機番:JA03XJ」は「“エコ”のグリーン」というテーマで、それぞれ異なるカラーリングで「AIRBUS A350」の文字を機体に描きました。
A350-1000はJALにとって、約20年ぶりに導入する長距離国際線むけ主力機で、現在おもに欧米などの長距離路線を担当しているボーイング777-300ERの後継機として、最終的に全13機が導入される計画です。初便は2024年1月24日の羽田~ニューヨーク便で、2023年度内に2号機も受領する予定です。
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