大正時代の“丸目1灯電車”甦る!? 叡電「ノスタルジック731改」2月運行開始

これで1本ポールだったら最高だった……!

叡山電車700系リニューアル車を再リニューアル

 京阪グループの叡山電鉄は2024年1月9日、700系電車731号車をリニューアルした「ノスタルジック731改」の運行を2月22日(木)から開始すると発表しました。

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ノスタルジック731改のイメージ(画像:叡山電鉄)。

 731号は、1925(大正14)年の叡山本線開業当時に運行していた「デナ1型」をイメージした「ノスタルジック731」として2015年にリニューアルされていましたが、それをさらにリニューアル。緑1色の車体に、当時の車両を模した屋根色として鉛丹色塗装を施しているとか。車両前面の“おでこ”部分には、意匠を凝らした丸い一灯式前照灯を配するなどして、レトロ感をいっそう醸しだしているといいます。

 内装は、木目調の床、赤いシートモケットなどで、大正時代の車両における標準的な仕様を再現しているそうです。

 ベースになった700系電車は1987年にデビューした叡山電鉄初の冷房車。2018年以降は、732号改造の観光列車「ひえい」のほか、4両がそれぞれ別のカラーリングにリニューアルされています。

【了】

【逆に斬新!】これが令和の「丸目1灯電車」です(画像)

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