効果は絶大?元町・中華街駅「地下車庫」工事が着々と進行中 みなとみらい線
「車両留置場整備事業」の具体的な効果とは?
現在は元町・中華街駅のホームに2編成しか車両を留置できませんが、留置線が完成すると、新たに10両編成を4編成留置することが可能になります。
また、停車中の車両が故障した場合、当該車両が留置場に引き上げることで、別の車両が駅に進入できるようになります。定時性確保や、運転整理の選択肢も広がる利点が見込めます。
さらに、現在は終点駅のため、速度を落として進入する必要がありますが、駅の先まで線路が新設されることで、速度を落とす必要もなくなり、所要時分の短縮や柔軟なダイヤ設定も期待できるといいます。
2023年6~8月にはトンネル掘削、11月にはトンネル内のコンクリート吹き付けを実施。12月は建設発生土の運搬が行われるなど、工事は着々と進んでいるようです。
今後は2030年度の留置線の使用開始を目指し、軌道工事や電気工事なども進められる見通しです。
【了】
コメント