「え、あす復旧!?」土砂崩れの国道8号、通行止め解除に驚きの声 2週間近く前倒しできたワケ
衝撃的な現場でした。
日本海にそそり立つ崖が崩れた国道8号、復旧へ
国土交通省 高田河川国道事務所は2024年1月26日(金)、国道8号の新潟県上越市内で実施していた約3kmの通行止めを27日(土)10時頃に解除すると発表しました。元日の能登半島地震以来、27日ぶりの通行再開となります。
地震により、国道8号では日本海に沿う崖の下を通る上越市茶屋ヶ原で大規模な土砂崩れが発生し、大量の土砂が道路を覆いました。
通行止め解除は2月中旬と見込まれていたものの、土砂撤去の結果、崩落土による路面や海岸擁壁の損傷は軽微であったため、大幅に早めたということです。
なお、通行止め期間中の代替措置として、NEXCO東日本が北陸道と上信越道の一部区間を無料で通行できるようにしていましたが、その措置も国道8号の通行再開をもって終了となります。
高田河川国道事務所によると、復旧作業は1月3日から始まり、24日間(24時間体制)で応急復旧が完了。最大8台の掘削用重機、延べ3600台のダンプトラック(10t)が稼働し、約1万4000立方メートルの土砂とコンクリート殻を搬出したそうです。
SNSでは、当初見込みについても「2月中旬て、むしろそんな早く復旧できるのか」と感心する声もありましたが、それが大幅に早まったことで「あんなに大きな土砂崩れが1ヶ月待たずして復旧するとは」「スゴイ」「上越の8号明日復旧ってマ!?」と驚きの声が見られます。
ただし、今回は応急復旧のため、通行には注意が呼びかけられています。また、国道8号に並行する「久比岐自転車道」は、本復旧まで通行規制を継続するとしています。
【了】
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