北九州高速の新路線「八幡~戸畑」1期完成は2024年度中に 当初から1年遅れで駅西側まで

大雨で擁壁沈下があり工事中断していました。

大雨の影響で工事中断

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若戸大橋が分岐する戸畑の北九州高速2号線(画像:Google Earth)。

 福岡北九州高速道路公社は2024年1月31日(水)、北九州市内で進められている「北九州高速5号線」の延伸事業について、2024年度中に工事完成すると発表しました。

 八幡から小倉まで、戸畑経由の新ルートととなる高速整備計画です。小倉中心街から戸畑までは2号線が伸びていて、そこから枝光まで「ミッシングリンク」となっていました。生活道路の混雑緩和に期待がかかります。

 まず枝光から牧山までの2.7kmを2023年度中に完成させ、戸畑までを2033年度に完成させるスケジュールでした。しかし牧山の手前で、大雨の影響で擁壁の沈下が発見されたことから、どう復旧するかが検討されていました。
 
 調査の結果、擁壁の下を地盤改良することに決定。完成は1年遅れた2024年度との見通しが明らかになりました。具体的な開通時期は今後の進捗をふまえてまた発表するとしています。

【了】

【八幡~小倉の「第二ルート」5号線延伸事業の位置と工事状況を見る】

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