「横浜の広大な空き地」が大化け?「みなとみらい21地区の総仕上げ」開発概要が明らかに
新高島駅の利用者が増えそう。
「みなとみらい21中央地区60・61街区」の開発概要が明らかに
横浜市は2024年2月5日、開発事業者の公募を実施していた「みなとみらい21中央地区60・61街区」について、事業予定者を決定したと発表しました。
「60・61街区」は、みなとみらい線の新高島駅が最寄り駅となり、横浜駅からも徒歩圏内となります。「横浜アンパンマンこどもミュージアム」「ヒルトン横浜」や、音楽専用アリーナ「Kアリーナ横浜」に隣接しています。
市は公募にあたり、同地区で「観光・エンターテイメント」を軸とした街づくりを行う方針を示しており、「みなとみらい21地区で最後の大規模な市有地であり、開発の総仕上げとなる重要な街区」と位置付けています。
事業予定者に決定したのは、ケン・コーポレーションを代表企業、SMFLみらいパートナーズ株式会社、鹿島建設、岩崎学園の3社を構成企業とする企業グループです。
公開された事業者の提案内容によると、東棟と西棟が整備される予定。東棟にはオフィスやホテル、ミュージアム、商業施設などが入る想定です。規模は地上27階地下1階塔屋1階建て延べ約12万9325平方メートル、高さ100mにもおよぶ大規模施設となります。西棟には、地上13階地下1階塔屋1階建て、延べ2万5835平方メートル、高さ64.25mの専門学校が整備される見込みです。
今後、2024年3月に着工し、西棟は2028年8月、東棟は2029年2月の竣工を目指す方針です。既存の「Music Terrace」とはデッキで接続し、街区一体で賑わい創出するとしています。
【了】
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